組織における働き方改革は頭が動かなければ根本的な解決にはならない。

こんにちは。
目覚めの良い朝(正確には昼)を迎え、
脳内が絶好調な気がしている井上です。

 

何かと話題な働き方改革
今回は職場内での働き方改革について実話を元に書いて行きたいと思います。

私の前の職場がまさにですが、

改革の意味をはき違えている企業もいるのだなぁと感じている今日この頃です。

働き方改革は退社時間を早めればいいってわけじゃないんだよ!!!
声を大にして言いたいですね。

自分が働き方改革を進めて行くにあたり、
必要だと考えるのは

・仕組みづくり

・整理整頓

・風通しの良さ

 

この3点を押さえさえすれば、
難しい事ではないと思います。

 

 ・仕組みづくり

私が働いていた会社は、業界では大手ですが1000人規模の中小企業でした。
毎年退社時間を早める方針を打ち出し、深夜2時までが午後8時までに早まり、
来年には7時半まで縮めると計画していました。


業務の運営に関して、大まかなルールはあるにしろ、
細かい運用、細かいルールは営業所毎の采配により決定しておりました。

恐らく大体の企業がそうでしょう。
最低限のルールは本部で取り決め、運用については各営業所の所長クラスに委ねる。
何の不思議もありません。

ただ、問題なのは、所長クラスが上の言う事を聞かない点でした。

他の営業所で結果の出た運営方法があり、
自らの営業所に活かせそうな内容でも、それを取り入れようとはしないのです。

今の所長列はいわゆる団塊世代の背中をみて育って来た人間たちであり、

自らの考えで行動し、結果を出して来たのだから誰にも文句は言わせない。

という概念があるように思います。

他の営業所や他の会社で行っていて、結果が出るとデータもある。
やり方をシフトして行かなければならない。

シフトしなければならない。

そういう仕組みというか制度というか、導入し、
無理矢理にでも変えさせないと、その営業所、あるいは部署において
改善出来る見込みは見えてきません。

 


・整理整頓

いやいや当たり前やん?
わざわざ記事にするほどの事?

そう思う方も多数おられるかと思います。
ただ、考えてみてください。

上記の仕組みづくりがなされていない状態で終業時間だけが縮む分けです。
業務が減ったわけでもない。
当然忙しなく働いていく分けです。

すると、散らかるんですね。
元々整理整頓出来ない人物だとなおさらです。

デスクがぐちゃぐちゃ。
お客様に提出する見積もりが埋もれて出てこない。
資料が消える。

そんな事が一度でも起こると、後処理が増えます。
足りない時間がますます足りない。

驚くべき話ですが、
前職の所長は資料がデスクに収まらず床に広げてある始末でした。

仕組み作りと整理整頓をし、日々の業務を確実な物へしていく。
働き方改革の第一歩だと思います。

 


・風通しの良さ

風通しの良い職場をアピールしている会社が多くあります。
実際大切な事です。

人間は楽をしたい生き物です。
そのため、ルーチンワークを崩したくない。
本当は新しいやり方を求めた方が良いと解っていても、
今まで通りのやり方の方が余計な事は考えなくて済むからです。

日本では思考停止している人間が実は驚くほど多い。

この思考停止はある種仕方がない産物なのかと思います。
停滞したものは動かさなければなりません。

風通しを良くし、意見交換をし合わなければ、
改革なんてできやしないのです。

 

 

半年間、前職で働き方改革と言って所長や役員と動いてきましたが、
所長の発言に行動が伴わない点。
役員が半ば諦めている点。

これが苦痛で前職を辞めるにいたりました。

働く環境というのは精神衛生上とても大切なことです。
職場はこの世に一つしかないわけではありません。
沢山あります。
それを探す為の転職なら僕は大賛成です。

 

 

働き方改革とは編集